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議会の録画・ライブ映像(宮崎県議会 議会中継)
※質問の内容は抜粋して掲載しています。
※全文の内容は
宮崎県議会 会議録検索システム
からご覧いただけます。
平成19年6月 一般質問 県民の皆様の絶大なるご支援で2期目の付託を請け、こうして壇上に立たせていただくことができました。東国原知事と再び相まみえることとなり、感謝の思いでいっぱいであります。県政に携わった先達が作り上げたよきものは、しっかり継承しつつ、官製談合等の悪しきものは断固なくすという決意の下に、私も県北を中心に県民の声を知事に届けるべく奔走させて頂いております。 1.知事の政治姿勢について はじめに、知事の政治姿勢であります。知事ご自身のブログ13日付けに、「議会の答弁やってて、ふと思うのだが、本当に宮崎は次のステップを本気で考えないとヤバイと思う。どうも宮崎全体に危機感が無いように感ずる。県民性なのか? どうものんびり構え過ぎのような気がする。まぁ、のんびりおっとりしているとこが良い所でもあるのだが・・・」とありました。とにかく、全庁あげての「新みやざき創造計画」「新たな行財政改革大綱」の作成は、非常に速いスピードで行われ、拙速ではとの思いもありますが、これは、県民に感じて頂きたい危機感の現れであると解釈してよろしいでしょうか。知事の御所見を伺います。 【知事】 この危機感、危機意識、危機管理等を県民の皆様と共有しながら、「新みやざき創造計画」等に基づき、県民総力戦で新しい県づくりを進めてまいりたい。 2.「郷土の宝『宮崎人』づくり」戦略について 実は、本当に喫緊の課題として、宮崎に必要なのは「人づくり」なのです。これに失敗すると宮崎の20年後はありません。まずは、知事の描く「宮崎人」像をお聞かせください。 【知事】 郷土を愛し、郷土に誇りを持ち、かつ、時代の変化に対応できる柔軟な発想と行動力を備えた人材であります。この戦略の重点推進事業について、地域教育、学力向上、子育て支援の観点から、関係部長にお伺いします。 2-1 地域教育について 今、子ども達を取り巻く教育環境は、非常に不安定になっています。学校、家庭、地域が教育的な役割を保てない状況になっています。そんな中、注目したいのが、地域で子どもを育てる「地域教育システム創造」実践モデルであります。学校と家庭・地域の個々の役割が連携して子どもの教育を進めるこの事業の具体的な内容と今後の取り組みについて伺います。 【教育長】 現在、7つのモデル地域におきまして、地域での見守り活動、挨拶運動、読み聞かせ、伝統芸能の指導など、地域の方を巻き込みながら展開しているところであります。 2-2 学力向上について 小中や中高の一貫教育は全国的に広がっています。今回取り組む小中高を見通した一貫教育については新たな試みであり、教育の宮崎モデルになると考えており、大いに期待をしているところであります。地域の特性を生かした多様な一貫教育研究事業の具体的な内容と今後の進め方、考え方について伺います。 【教育長】 構造改革特別区域を含め、10カ所程度を研究地域に指定いたしまして、小中高12年間を見通した教育課程や新たな教科に関する研究に取り組んで参ります。そして、一貫教育が全県下で、推進されるよう全力で取り組みます。 2-3 子育て支援 昨年度末より「みんなで子育て応援運動」が展開されています。その効果についてお伺いします。今、協賛企業が400社をこえるとお聞きしています。広げよう!子育て応援のまちづくり事業について、現在どういった動きがあるのか。また、今後どういった考え方で推進していくのかについて伺います。 【保健福祉部長】 現在、全体で574の事業所、店舗等がこの運動に賛同し、登録して頂いている。安心して、心豊かに子育ての出来る環境づくりの一役になっている。今年度は、応援企業の募集・登録を一層進め、運動の拡大と定着を図りたい。 3.脳脊髄液減少症について 脳脊髄液減少症についてお伺いをします。これは、交通事故だけでなく、スポーツ障害、落下事故、DV等の暴力などによる原因での報告もされています。全国的な動きとして、我が会派も調査し、2月議会において、「脳脊髄液減少症の治療推進と保険適用を求める意見書」を提出させていただき全会派一致で採択させて頂いています。実は、この採択は、都道府県議会46番目なのです。県は県内の医療機関約130カ所を対象に診療の有無や治療対応が可能かどうかなどのアンケート調査を開始して、3機関で治療を行っていることが明らかにされました。先駆的には、昨年の内に新潟県では、19施設が診察することができ、ブラッドパッチ治療を行っている病院は8施設あると掌握され、情報を発信しております。各県の対応に温度差がみられますまずは、この病気をどう認識されますか。部長に伺います。 【保健福祉部長】 10年ほど前から、この病気は提唱されていたようだが、私は、最近知ったところであります。患者やご家族の方々には、精神的にも大変ご苦労がおありであろうと認識しております。早期の診断・治療法確立と保険適用を願っております。 4.県道の整備促進 県道上祝子綱の瀬線の沿線の方々は、平成17年の台風14号で、道路が崩落し、1週間食料調達もままならない孤立の状態になりました。このような状態が過去に何度もあり非常に生活に支障をきたしているわけです。また、別な角度から、上流域は鹿川渓谷、上祝子温泉「美人の湯」等、観光資源も十分生かせることになります。このようなことから、是非、路線延長に前向きな動きをして頂きたいのですが、平成7年に路線認定を行った県道上祝子綱の瀬線の路線認定後の整備状況について伺いたい。県道上祝子綱の瀬線の未供用区間の整備、どうであれば可能になってくるのか伺いたい。以上で、壇上の質問は終わります。後は、自席で質問を行います。 【県土整備部長】 本路線はほとんどが未改良であります。が、15年度から災害防災事業を進めているところであります。未供用区間は、急峻な地形のため道路整備計画はございません。 再質問1 知事の政治姿勢について 6圏域に住む県民がひとしく行政サービスを受けられるように県内格差をなくし安心・安定できるような配慮は、この戦略に込められているのかということです。 「新みやざき創造計画」を推進するにあたり、6圏域の地域振興ビジョンを持っているのか知事に伺います。 【知事】 総合計画の中では、それぞれの地域の責任のもとで描くべきと考え示しておりません。が、計画の推進にあたりましては、各圏域の実情を留意し、個性発揮され、自立できる県土の形成に向けた施策を展開したいと考えております。 再質問2 地域教育について 「地域教育システム」づくりの推進役に「地域教育推進プロジェクト会議」が位置づけてあります。この構成メンバーにPTAが入っていますが、今のPTAの現状をお教えください。 【教育長】 PTAの主な活動は、学校振興はもとより、学校外での生活指導の充実や、地域における教育環境の改善等に主体的に取り組んでいるのが現状でございます。地域教育推進プロジェクト会議は地域住民が中心となり、責任を持って行うことが重要であると考える。この点について、県としての見解を伺いたい。 【教育長】 ご意見の通り保護者や地域の方々が中心となりまして、それぞれの役割と責任をしっかりと認識しまして、今後取り組んでいく必要があろうかというふうに、私も考えております。 再質問4 学力向上 今、学力向上関連で、土曜の活用のあり方が議論されています。一貫教育研究の中でも是非、取り組んで頂きたいものです。私は、基本的に「学校週5日制を前提に、補充学習や『放課後子どもプランの活用』を積極的に行うべきであろうと考えます。そこで、土曜などを活用して、教師や地域の住民が連携した「寺子屋」的な補充学習の推進が必要と考えますがが、これに対する見解を伺います。 【教育長】 土曜日の活用を含めまして、シニアパワー、コミュニティパワー等を積極的に活用しまして、地域ぐるみの教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております 再質問5 子育て支援 中小企業融資制度貸付金みやざき子育て応援企業貸し付けについて、今後どういった方向で推進を図っていくのか伺いたい。 【商工観光労働部長】 応援企業への金融面の支援として、授乳室や託児所など子育て関連の施設を整備する場合に利用して頂きたい。関係機関等の連携で制度の周知を図っていきたい。 再質問6 脳脊髄液減少症 実は、患者の会が4000名の署名を集めて、3月27日に東国原知事宛に要望書を提出しているのです。我が会派も同行させて頂いて、部長に提出させて頂きました。患者さんの直接の訴えも聞いてもらったのにです。なぜ、これだけの行動を県に対して起こしているのにこの声が知事まで届いていないのでしょう。部長に伺います。 【保健福祉部長】 知事への報告が遅れましたことは誠に申し訳なくお詫び申し上げます。要望につきましては直ちに着手させて頂きました。また、国に対しても治療法の確立や支援施策の推進・充実を図るよう要望させて頂きました。知事がどのような状況にあっても、報告は出来るはずです。確かに、要望書の1つは、脳脊髄液減少症を診察する病院の実態調査であります。もう一つの要望である県庁ホームページにて診療病院の公開はいかがでしょうか。部長に伺います 【保健福祉部長】 結果につきまして、相談機能との一体化をさせた県庁ホームページともリンクさせた宮崎県難病相談・支援センターのホームページで公開したいと考えております。人口からしても患者は、県内3000名弱はいらっしゃいます。治療法の習得、この傷病の周知等、県として、各医療機関・医師への協力要請等の考えはないか知事に見解を伺いたい。 【知事】 今回実施しました医療機関実態調査の結果やこれらガイドライン策定の動向を医師会等に周知し、患者への相談、支援の協力を要請していきたい。 再質6 県道の整備方針 県北にとって、本当に道路整備が、大きな課題なのです。知事のマニフェストにはありませんでしたが、「成熟社会における豊かな暮らし」戦略の中に「交通途絶のない安全な暮らしを支援する道づくりの推進」と掲げていただきました。しかし、具体的に工程が掲げてあるのは、国道だけです。この観点からの県道の整備促進はないのでしょうか 知事に伺いたい。 【知事】 県道の整備促進につきましては、コスト削減を図ると共に計画的・効率的に取り組んで参りたいと考えております。最後に、県立学校の特別支援教育介助員が配置されました。ご努力に感謝します。しかし、暫定的な配置です。何としても、来年度法改正含めて、確実な配置をめざし、配慮して頂きたい。
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